発毛を阻害するお酒

睡眠不足になると頭皮細胞の新陳代謝が悪化やストレスにより、髪の毛の育毛に悪影響を及ぼしますが、お酒を飲みすぎたり、たばこの吸い過ぎによっても同じことが言えます。

一見すると、お酒やたばこが髪の毛に影響があるなんて考えたことがある方は少ないと思いますが、意外にも悪影響があることがわかっています。

よくよく考えてみると、お酒もたばこも体に良い成分はほとんど入っていないので、お酒の飲みすぎもたばこの吸いすぎも髪の毛に何らかの影響があってもなんら不思議ではありません。

では、髪の毛に対してどのような悪影響があるのか、ひとつずつお話していきたいと思います。

まずは、お酒を飲みすぎるとどのような影響が出てくるかについて見ていきましょう。

お酒が好きでたくさん飲む方もいるとは思いますがこれはとても危険で、お酒の飲みすぎは、肝臓にかなりの負担をかけてしまっている状態になります。

そして、このままお酒を飲みすぎていると、肝臓自体が悪化して肝硬変という症状を発症し、肝臓を圧迫してしまい、血管も収縮してしまうので血液の流れが悪くなってしまいます。

このような状態になってしまうと毛細血管から髪の毛の毛根へ必要な栄養分も行き届かなくなってしまい、正常な髪の毛の成長が阻害されて抜け毛などの症状を発症し発毛がどころではなくなってしまいます。

ですから、お酒を飲むことは髪の毛に影響があることを十分に認識しておかなければなりません。

さらに、お酒を飲むことでコレステロール・中性脂肪が体内に溜まってしまい、ドロドロの血液になり血液の流れが悪くなります。

肝硬変やコレステロール・中性脂肪によって血液がドロドロになり、より一層、血液の流れの悪化を進行させてしまうので、髪の毛の成長に必要な栄養分を十分に送り込むことができなくなります。

そうすると、髪の毛の育毛や発毛がうまくできなくなり、薄毛や抜け毛の原因になるので、育毛に励んでいる方は、飲むなとは言いませんがお酒の量を減らすところから始めましょう。

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